私たちがFXの取引を始めるきっかけは様々だと思います。
その中でもタイトルのような”FXで一攫千金”というのを夢見てスタートするトレーダーも少なからずいると思います。
私の場合は20代前半だったのですが、個人事業種として働いていました。
ですが周りが就職という人生の選択肢をして会社勤めをしている中で多少なり不安があったのですね(^^;)
ですので将来、”自分一人でも稼いでいけるスキルを身に付けたい”という動機で始めたのがFXを始めるきっかけでした。
今でもよく耳にするこの一攫千金が実際に現実的に可能なのかどうか、
実際の国税局の統計データなども参考に個人的な見解にはなりますがお伝えしたいと思います。
国税局の統計データとFXにおける可能性
FXは大半の人が気軽に始められるが故に退場者も非常に多い市場です。
ですがその中でも少額の資金から大きな資産を築くことに成功している人がいることもまた事実です。
”何も持たざる者が成り上がれる数少ない市場”
という風に表現されるほど可能性に満ち溢れています。
私の周りでもデイトレで数千万〜億単位の利益を実際に上げて成功している方もいます。
以下が国税局の統計で発表されている内容です。
年収1億以上 | その内の株為替トレーダー | トレーダーが占める割合 | |
2017年 | 23,250人 | 13,020人 | 約56.4% |
2018年 | 23,843人 | 13,258人 | 約55.6% |
1億以上稼いでいる人達の中でも、
株や為替(FX)のトレードで1億以上稼いでいる人が半数を超えています。汗
プロの野球選手やサッカー選手を目指すよりはよっぽど可能性が高いのが分かりますね^ ^
では勝ち残っているトレーダーに共通している部分をいくつか挙げたいと思います。
地道な”つまらないトレード作業”の繰り返し
多くのトレーダーは一発での大きな利益を狙うようなリスクのあるトレードを繰り返し、
負けたらそれを取り返そうとルールを無視したトレードを繰り返します。
その結果、大きく資産を溶かし、結果として市場から撤退していきます。
…まさに自分もそうでした。笑
では成功しているトレーダーはどうしているのか?
彼らの手法は、極めてシンプルなことが多いです。
そして非常に地味でつまらないトレードの繰り返しが多いのです。
また自分で決めたトレードのルールを徹底し、
もし予想と逆行した場合はエントリーした根拠が崩れたポインントで迷わず機械のように損切りを徹底します。
失敗から学ぶことができるかが明暗を分ける
また、勝ち残っているトレーダーは失敗した時に多くのことを学んでいる方が多いです。
大きな損失を出した時こそ冷静になり、
自らの過ちや敗因をきちんと振り返ることが出来ているのです。
失敗の原因を冷静に分析し、同じ失敗を繰り返さないように徹底しています。
必ず勝てる手法や聖杯は存在しない
これは多くの著書や成功しているトレーダーが声を挙げて主張しています。
FXはとんでもない可能性を秘めていると思いますが、
ただその一攫千金を手にした人が簡単にそのレベルにまでいけたのでしょうか?
全てのトレーダーにそれが可能かどうかの再現性にまで言及すると難易度は一気にあがります。
成功しているトレーダーの裏には必ず並々ならぬ努力があるのです。
英会話などを思い浮かべてみてください。
もちろん小さな努力だけではペラペラに話せるようにはなりませんし聞き取れるようにもならないと思います。
そこにたどり着くまでには膨大な時間、
もしスクールに通うのであればお金もかかりますね。
個人的な見解とまとめ
・FXで一攫千金の可能性はもちろんある
・FXで実際に一攫千金のような大成功を成し遂げた人も実際にいる
・日本で1億以上稼いでいる人の半数はトレーダーという事実
・成功している人の方法が全員に合うとは限らない。むしろ再現性は低い事の方が多い
・ただし成功の為には膨大な努力と時間が必要不可欠ではある
・”必ず勝てる”という方法は無いので1つ1つのスキルや相場観を養っていく事が大切
このようにFXは独学で誰でも始められるというハードルが低いからこそ正しく学ぼうとせず、
私自身がそうだったように沢山の退場者が出ています。
もし膨大な時間をFXの学ぶ時間に費やす覚悟があれば、
きちんと正しいスキルを身につけ必ずや成功出来ると思います。
順序を飛ばして一気に成功しようとするから大多数の人は失敗し撤退するのです。
(過去の自分に言ってあげたい。。泣)
せめてこのサイトで学んでもらっている皆さんには、基礎を身につけ、
スキルを身につけ、為替市場から撤退することなく成功していってもらいたいと心から願っています。
それがサイトの目的や、始めたきっかけでもあるからです。
決して焦らず、”将来一人でも稼いでいけるスキル”を身につけていきましょう!