普段トレードをするにあたって「pips」って皆さん何となく使っていると思います。
一体正しい意味は何でしょうか?
正解は、
”流通しているその通貨の最小単位の100分の1のこと”
これです!
といきなりこれですと言われても訳わからないですよね(^ ^;)
例として「円」という通貨を使って解説します。
この円ですが、現在では「1円」を最小単位として流通しています。
pipsはその100分の1を意味するということになりますので、円におけるpipsはズバリ0.01円を指します。
次にドル(米ドル)という通貨の場合はどうでしょうか?
ドルは「1セント」を最小単位として流通しています。
1ドルは100セントになりますので、pipsは0.01セントで0.0001ドルとなります。
..かなり細かく感じますね。汗
これらの例のように通貨によってpipsは変わることになります。
ぱっと見でpipsを把握する方法とは?
FXをそれなりにやってきてる方でも、
いざ損切りや利確で逆指値など入れる際、pips数の計算が苦手という方多いです。
そこでこの記事では一発でpipsを把握できる方法をご紹介します。
まずは「クロス円」と呼ばれる◯◯円といふうにこの「円」がつく通貨ペアの場合、
1pipsは少数第2位の部分
と覚えてしまいましょう!
一般的によく取引される通貨の例を挙げれば
「米ドル/円」
「ユーロ/円」
「ポンド/円」
などがそれに該当します。
取引時で例えると、
ドル円の相場にて1ドル=100.200円で買いでエントリーしたとしましょう。
そこで1ドル=100.215円になったときに決済したとしたら結果は”1.5pipsプラス”となりますね^ ^
0.01円=1pipsですので、0.015円値が動いたということは1.5pips値が動いたのと同じということになります♩
では続いて円がつかない通貨で見ていきましょう!
次に多いのは右側に「ドル」がつく通貨ペアです。
この右側にドルがつく通貨ペアの場合は、
1pipsは少数第4位の部分
と覚えましょう!
一般的によく取引される通貨の例を挙げれば
「ポンド/ドル」
「ユーロ/ドル」
「オージー/ドル」
などがそれに該当します。
取引時で例えると、
ユーロドルの相場にて1ユーロ=1.42315ドルで買いでエントリーしたとしましょう。
そこで1ユーロ=1.42615ドルになったときに決済したとしたら結果は”30pipsプラス”となりますね^ ^
ぱっと見でpipsを把握する方法まとめ
■右側に「円」がつく通貨ペアは少数第2位を見る
■右側に「ドル」がつく通貨ペアは少数第4位を見る
このように通貨ペアの右側の部分に「円」がつくのか「ドル」がつくのかによって、
小数第何位の部分を見れば1pipsをどう計算したらいいのかぱっと見ですぐに判断できます。
自分も当初はpips数に関して理解に苦しみました笑
やはり生き残る為の資金管理や、指値逆指値などを使うようになるとどうしてもpipsで計算しなくてはならない場面も多くなってきます^^;
この方法で覚えてからは本当にスムーズにpipsを把握できるようになりましたので本当おすすめです♩
pipsをきちんと理解することによって勝てるトレーダーに グンと近づきます。
皆さんも是非この技を活用してみてください。では^ ^!
※補足
通貨ペアは沢山存在します。中には右側に「円」も「ドルで」もつかない通貨ペアもありますが、そのようなマイナーでスプレッドも高い通貨ペアを使って取引するメリットはあまりないと考えます。